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LED看板とネオンサイン

LED看板が登場する前、「光る看板」の代名詞といえば「ネオンサイン」です。
例えば、一昔前の夜の繁華街などでネオンサインは幻想的な雰囲気を醸し出す効果として大活躍していました。
しかし、近年ではネオンサインに代わりLED看板を使用する店が増えています。
この背景には、ネオンサインよりもLED看板のほうが経済的で、使い勝手が良いという側面があるようです。

LED看板とネオンサインはどこが違う?

LED看板とネオンサインは「文字、あるいは板面そのものを光らせる看板」という点では共通していますが、それぞれ独特の特徴を備えています。
両者をわかりやすく比較すれば、次のような違いがあります。

比較項目 LED看板 ネオンサイン
構造 配置された小さなLEDが光る 管が光る
発光 一方向(逆方向はほとんど目立たない) 全方向にまんべんなく光る
デザイン性の優劣 小さなLEDの組み合わせなので、複雑な形に対応し、隅まできっちり光らせることが可能です。 管を加工して制作するが、折り曲げ加工が難しく、文字・大きさ・形に制限があります。
カラー フルカラー可能、さらに色変わりの演出も容易にすることができます。 管やガスの調整によりフルカラーにはできますが、色変わりは基本的にできません。
寿命 長い(ネオンの約10倍) 短い
経済性 制作や設置の初期費用は高いですが、月々の電気代は安く済みます。 制作や設置の初期費用は安いのですが、月々の電気代は高圧電流を使用しなければならないこともあって高いです。
安全性 12Vの定電圧で運用が可能であるため、高いです。 運用にはAC15000Vの高電圧が必要であるため、危険度が高いです。

ネオンサインは完全になくなるのか?

LED看板はネオンサインと比較して経済性が高く、またデザインや演出の自由度が高いため、ネオンサイン以上の宣伝効果や集客力が期待できます。
このことからも「光る看板」の主流がネオンサインからLED看板になったのはある意味必然であったといえます。
しかし、ネオンサインからLED看板に完全に移行するかといえば、決してそういう訳ではないようです。
ネオンサインは発色がとても綺麗で魅力的であり、いまだ根強い人気があります。
また、LEDは正面からの視認性は問題ないのですが、角度があると視認性が若干落ちるとされているので、真正面以外の視認性も重視される場合には、ネオン看板がよく採用されているようです。
自分の店、あるいは会社で「光る看板」の設置が必要な場合には、機械的にLED看板を選べばよいという訳ではなく、使用する目的や設置場所をよく考えて、LED看板とネオンサインのどちらを選んだほうがより高い宣伝効果と集客力を得ることができるか考える必要がるということですね。